鍵で家庭騒動の巻
キーホルダーには家と車の鍵の2個を付けています。
このキーホルダー、勤めから帰って置く場所を決めてあるはずなのです。
それは居間の電話台の所。
そこに置く習慣がなかなか付けられず、寝室のベッドサイドに置いたり、パソコンのそばに置いたりとさまざまなので、朝、出勤しようという時に見つからず、大慌てて探すことが年に何度もあるのです。
我ながら困った性分です。
それは、数年前のことでした。
例の如く、慌てて探すもキーホルダーがどうしても見つからないことがあって、スペアキーで車を運転して行ったことがありました。
夕刻、帰って必死で探すもどうしてもありません。
やや遅れて帰って来た妻がバツが悪そうに入って来ました。
何と私のキーホルダーを持って出勤してしまった、というのです。
今の車はキーレスエントリーで、自分の車の鍵を持っていればドアは開きます。
妻は私の鍵も持ったことに気付かず、出勤したというわけです。
この時は、1日気を揉んだ償いに罰としてビールを奢らせたものです。
そしてつい最近、また朝、鍵がなくて大慌て、という事件が起きました。
考えられる所は全て探しても無いので、私はてっきり10分位前に出た妻がまた私の鍵も持って出た、と確信し、抗議のメールを送りました。
ところが今回は妻の仕業じゃなかったのです。
メールを何回か送ったので、すっかり疑われた、と妻は怒り出すし、もう家庭争議になるところでした。
私としては、自分のだらしなさを棚に上げ、疑ってしまったわけです。
さて問題はキーホルダーの在り処です。
探せど探せど見つかりません。
その日の夜も遅くなってから、なんとプリンターの用紙差し込み口の隙間から見つかりました。
プリンターの上に置いたつもりが、隙間に落ちてしまったのです。
今回はかなり懲りて、指さし確認で、「ここに置いた。
」と確かめています。
でも相変わらず所定の電話台の所に置くことは何日かに1回かです。
いいかげんにキーホルダーを探す朝をなくしたいものです。